高温で焙煎することで、香ばしさを引き出したお茶。
使用する原料も煎茶、茎茶、番茶など様々なものがあります。
また、カフェインがほかのお茶と比べると少ないといわれており(これは原料由来)、優しいお茶としてのイメージもありますね。
一般的なほうじ茶
一般的なほうじ茶は熱湯でサッと淹れます。
原料として使われている茶葉が二番茶や三番茶など、一番茶にくらべると旨味成分が少ないものが使われており、焙煎した香りを楽しむために熱湯を使います。
淹れ方
- 湯呑み:200mlぐらい(3つ)
- 急須:600mlぐらい
- 茶葉:1人分3~4g
- 湯温 熱湯
- 時間 30秒
実際の手順は次のような感じになります。
- 急須に茶葉を入れる
- 急須に熱湯を入れる
- 蓋をして待つ
- 湯呑に注ぐ(それぞれ濃さが同じになるように)
- 最後の一滴まで絞り切るイメージで
香りを楽しむので熱湯でサッと淹れます。
一番茶を使ったほうじ茶
当店のほうじ茶「都の香」「露の香」は一番茶を焙煎していますので、熱湯で淹れると本来の魅力を引き出せません。
ですので、購入されたお客様には煎茶のような淹れ方をオススメしています。
淹れ方
- 湯呑み:100mlぐらい(3つ)
- 急須:250mlぐらい
- 茶葉 :1人分2〜3g
- 湯温:80℃~90℃
- 時間 1分
実際の手順は次のような感じになります。
- 湯呑の7~8分目ぐらいまで熱湯を入れる(湯冷まし)
- 急須に茶葉を入れる
- 急須に冷ました湯を入れる
- 蓋をして待つ
- 湯呑に注ぐ(それぞれ濃さが同じになるように)
- 最後の一滴まで絞り切るイメージで
また、こちらのほうじ茶は水出しとの相性も抜群ですので、暑い季節には水出しで飲まれるお客様も多いです。
注ぎ方
濃さが均一になるように少しずつ廻し注ぎ(まわしつぎ)「1-2-3と行ったら3-2-1と戻ることをくりかえすこと」をします。
そして最後の一滴まで絞り切ります。
廻し注ぎが苦手な方は別の急須か大きめの湯冷ましに注ぎきってから、湯呑みに注ぐと上手くできます。
まとめ
ほうじ茶は香りを楽しむお茶なので、高温で淹れると香りが引き立ち美味しくなります。
しかし、ほうじ茶にも様々なもの(例えば当店のほうじ茶)がありますので、購入した際に淹れ方を聞いてみましょう。
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