一昔前は「ティーバッグと言えば安価な茶葉」と言うイメージがありました。
しかし最近では良質な茶葉を使った、価格も高価格帯のものがたくさんあります。
これらのティーバッグを美味しく飲むための淹れ方を紹介します。
湯を先に入れる
たったこれだけで美味しく入れることができます。
具体的は
- マグカップ(湯呑)に湯を入れて冷ます
- 湯が冷めたらティーバッグを入れて好みの濃さで取り出す
これだけです。
上級煎茶や玉露の淹れ方のイメージ
上級煎茶や玉露は湯の温度を下げて、うま味を生かす淹れ方をします。
これは湯の温度を低くすることで渋み苦みを抑えています。
水出し茶の記事でも紹介していますが、日本茶の味に寄与する代表的な成分は3つあります。
- うま味成分…アミノ酸類
- 渋み成分…カテキン類
- 苦み成分…カフェイン
それぞれの成分の浸出の性質は以下のようになります。
- アミノ酸類…時間が経過すると溶け出す量が増える(温度はそれほど関係ない)
- カテキン類…温度と時間に影響される
- カフェイン…温度が高いと短時間で溶け出す
「浸出温度が低いことで、うま味成分は引き出すが、渋み苦み成分は抑える」ということになります。
まとめ
湯を入れてからティーバッグを入れる!!
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