せっかく買ったお茶も、最初は美味しかったけど気づけば風味が変わっていたということはありませんか?
この記事では「お茶の保存方法」について押さえておきたい2つのポイントを紹介します。
- 未開封の場合は冷蔵庫へ
- 開封したものは密封して涼しい場所へ
お茶を劣化させる主な原因
まず、お茶を劣化させる主な原因は「酸素」「湿気」「温度」「光」「他の香り」です。
こちらを意識すると、
「あまり空気や光に触れず、高温多湿にならなず、他の食品の移り香に気をつける。」
となります。
「高温多湿を避け、移り香にご注意ください。」という文言がお茶のパッケージ裏面に表示されていますね。
では実際の保存方法をみていきましょう。
保存場所
保存する場所としては「光が当たらず、熱くならないところ」、特に太陽が当たるところやコンロの近くは熱くなるので避けましょう。
未開封の場合
未開封の場合は、涼しいところか冷蔵庫にそのまま入れておきましょう。
注意する点としては、冷蔵庫から出した際には常温に戻してから封を開けてください。
冷蔵庫から出して冷えた状態で開けてしまうと、温度差で水分を吸ってしまいます。
例えば、冷蔵庫から出した冷たいペットボトルはしばらくすると周りに水滴が付いていますね。
そのような状態を想像してもらえると分かりやすいと思います。
開封した場合
チャック式の袋に入っているものであれば、空気を抜きつつチャックをしっかり閉めます。
そうでないものは、100円ショップなどで売っている封をするものを使って閉めるか、クリップ等で口を閉じます。
茶缶をお持ちであれば、口を閉じた袋をそのまま茶缶の中に入れるとさらに良いです。
茶缶が無い場合は袋のままジップロックなどに入れるのも良いと思います。
大まかな目安ですが、開封した場合は2週間から遅くとも1か月以内には飲み切ってください。
冷蔵庫は?
開封したものを冷蔵庫に入れることはオススメしません。
先ほども言った通り冷蔵庫から出した際の温度差や、冷蔵庫内の他の食品の香りが移ってしますこともあります。(お茶は香りを吸収する性質があります。)
どうしても…という場合は密封したうえで冷蔵庫から出したときは結露に注意してください。
また、最近の高機能な冷蔵庫には野菜を長持ちさせるために、野菜室の湿度を通常のものよりも高く保っているものがありますので注意が必要です。
オススメの保存容器は?
- 光を通さない
- しっかりと密封できる
お茶が入っているパッケージ(袋)と茶缶やジップロックなどを上手く活用しましょう。
古くなってしまった場合
飲むのを忘れて古くなってしまった場合などは、焙烙やフライパンなどで炒ってほうじ茶にすると美味しくなる場合もあります。
また、消臭剤代わりとしてお部屋や靴箱に置いておくと良いですね。
まとめ
- 未開封のものは冷蔵庫
- 開封したものは、出来るだけ空気に触れないようにして涼しいところで保管
ちなみに我が家では1週間以内に飲み切るので、ちょっと良い茶筒にそのまま茶葉を入れています。
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